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書感:超初心者のためのサイバーセキュリティ入門

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書感:超初心者のためのサイバーセキュリティ入門
 あなたのスマホは大丈夫!?
齋藤ウィリアムス佑幸著 文春新書 800+α

著者は1971年生まれ、暗号・生体認証技術の専門家総理大臣直属の国家戦略会議の委員を務め、内閣府参与に任命されている。
 最近、「サイバー・・・」とか話題をにぎわしているものの、自分の身の上での実感がなかったために今一つピンと来ないものがありました。
本書により、自分には関係ないと思っていたインターネットでGoogleやアマゾンなど自分のチェックした項目、商品について後日の自分のPC画面にこれらに関した広告を頻繁に見るようになっていたことに改めて気が付きました。

幾つか気になったポイントや言葉を含めて自分なりに拾い出してみました。

I o T機器が育児や介護の未来を変える・・・しかし?
 インターネットへの接続は身近な生活をあっという間に便利に作り変えてくれた。しかし、それは新たな危険の始まりでもある。例えば、介護ロボットが暴走したら・セキュリティの問題を考慮、おろそかにしてはならない。サイバーセキュリティを制したものが未来を楽しめる。
(I o T=Internet of Things:あらゆる物がインターネットを通じてつながることによって実現する新たなサービス、ビジネスモデル、またはそれを可能とする要素技術の総称。物のインターネット)
(サイバーセキュリティ:仮想空間における脅威や脆弱性の対策を行うこと)

Googleの検索サービス、Googleマップ、メールはGmail、暇つぶしにはYouTubeで動画鑑賞。これだけ便利に利用していてもGoogleに一円でもお金を払った記憶はない。Googleの収入源の90%は広告収入、ユーザーには無料でサービスを提供する代わりに、サービスや商品をPRしたい企業から報酬を受け取り、広告を出す場所を貸すことで収益を上げている。Googleを見ていて出てくる広告は、貴方の趣味趣向と非常にマッチしており、貴方の個人情報を抜き取り、蓄積し、精度の高い情報を支配している。
無料のサービスには無料で成り立つだけの理由があり、世の中にはタダより高いものはない。
Googleの例で分かるのは「個人情報はお金になる」ということ。「お金をもらうサービスよりも個人情報をもらうサービスの方が結果的にお金が儲かっている」ことがわかる。

インターネット上の情報の多くは、サービス提供者のサーバーに保存され、多かれ少なかれ流出の危機にさらされています。一度でも誰かに預けてしまった個人情報は、物理的なモノと違って取り戻すことが出来ずに、適切な管理を信じて任せるしかなくなってしまう。だからこそ、インターネットの世界にはセキュリティが大切です。サイバーセキュリティとは、無防備な状態で危険にさらされたままの大切な情報を、いかに守るかの試行錯誤に他ならない。最終的に自分自身の大切な情報を守ることに責任を負えるのは自分自身だけ。


アメリカのマイナンバー制度は個人を丸裸にしている。SSN(Social Security Number)とは、社会保障番号、日本で言うマイナンバーです。アメリカ人にとってのSSNは親にさえ知られてはならな程もっとも重要性の高い個人情報。これが無ければまともな就職はできない、銀行口座を作ることもできない、信用調査に使われ、収入がいくらか、ローンがいくつあるか、借金をしているか、全てが筒抜けです。不法移民が仕事を得るため未成年者のSSNを盗みアメリカ人になりすました例や、身に覚えのない高額な請求が突然送られてきたり、確定申告の還付金1万3千人が「なりすまし」で騙し取られたケースもある。

インターネットへの個人を特定できる書き込みは控えよう
インターネットに何か情報を掲載する際に気を付けたいチェックポイント
1.個人情報を極力書かない(氏名、居住地、家族構成、連絡先など)
2.写真や書き込みの位置情報を表示しない。
3.旅行など長期の外出や日常的な不在時間を想像させる書き込みはしない。
4.反社会的な表現はしない。
5.読んで不快になる人がいる書き込みはしない。
この5つを押さえておけばほとんどのトラブルを回避できると思う。

パソコンやスマートフォンは監視されていると考えよう
インターネットに繋がるすべての電子機器には、ハッカーに監視されている可能性があります。自分が所有するパソコンやスマートフォンに自分でマルウェア(不正な機能またはプロセスを実行することにより、システムの運用を阻害する悪意あるソフトウェア)をインストールするなんて考えても見ないことでしょう。しかし、あなたの電子機器を監視するためのソフトウェアは予想もつかない方法でいつの間にか外部から侵入を果たしている。代表的な手口は、メールの添付ファイルです。「これは何かな?」とよくわからない添付ファイルをクリックしてしまうのは絶対NG。ウィルスに一瞬で感染したあなたのコンピューターは、あなたを監視するだけでなく、アドレス帳にアクセスして家族や友人や取引先にも同じウィルスをばら撒こうと機能します。」そういった意味では、アドレス帳に記録している知人からのメールでも正体の不明なファイルは開いてしまったら、もうアウトです。「全ての電子端末はハッカーに監視されている」・「自分も狙われている」という前提を意識することです。

もう少し、違ったアプローチもあります。もし、コンピューターのパッチ(プログラムのバグを修正するための修正プログラム)をアップデートしたこともないような方がいたら、代わりにそれをやってあげるのです。SNSに個人情報を書き込む人がいたら「空き巣が見ているよ」と、その都度、声をかけてあげましょう。
便利さは安全安心と結びついてこそ成り立つもの。
サイバーセキュリティはもっと身近な一般常識として日常的な会話の中で語られないといけないことでないだろうか。

(SNS:ソーシャル・ネットワーキング・サービス(social network service)とは、社会的ネットワークをインターネット上で構築するサービスの事である。代表的なソーシャル・ネットワーキング・サービスとして、日本最大の会員数を持つmixi(ミクシィ)、モバイル向けのGREE(グリー)、モバゲータウン、海外では世界最大の会員数を持つFacebook(フェイスブック)、それに次ぐMyspace(マイスペース)などがある)

以下に目次の一部を列記します。一通り目を通すだけでも参考になると思います。

目次
はじめに 
セキュリティ意識調査テスト
サイバー攻撃を仕掛けてくる敵は誰?
悪意のあるプログラムには三種類ある?
第1章
あなたの個人情報は毎秒盗まれている
LINE乗っ取りで社会的信用は一秒で失われる
空き巣はSNSで侵入先の世帯を選ぶ
指紋認証は素人でも一秒で突破できる
銀行からのメールはフィッシング詐欺
コンピューターを使っていない人もハッキング被害を受ける
I o T機器が育児や介護の未来を変える・・・しかし?
第2章
サイバーセキュリティとは何か?
個人情報は大切な資産、今ではお金より価値が高い
全ての個人情報はインターネットに格納されている
アメリカのマイナンバー制度は個人を丸裸にしている
自動運転車が運転手の命を脅かす
電気、水、交通、金融・・重要インフラは明日にも停止する
東京オリンピック・パラリンピックは地球の裏側から妨害される
攻撃的なサイバー技術者はコピペで増殖する
サイバー攻撃で大企業が倒産する未来が来る
サイバー戦争は核戦争の次の脅威である
2025年、人工知能は人類の能力を超える
サイバーセキュリティは二十一世紀最大の成長産業
インターネットはサイバーセキュリティの恩恵で発展してきた
第3章
誰にでもできるサイバーセキュリティ
現実世界よりもサイバー世界のセキュリティを重視しよう
サイバー攻撃を防ぐ十一箇条
パソコンやスマートフォンのパッチを更新しよう
厳重なパスワードとは何かを知ろう
インターネットへの個人を特定できる書き込みは控えよう
パソコンやスマートフォンは監視されていると考えよう
ネットに繋がるスマートデバイスに用心しよう
それでもアナログをデジタルに置き換えよう
サイバーセキュリティを楽しもう

以上

ジョンレノ・ホツマ
[PR]
by hon-hotsuma | 2017-01-11 19:26

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