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ほつまつたえ


Hotsuma tsutae feelings
by hon-hotsuma

ほつまエッセイ 操(みさお)の語源考 訂正します

ほつまエッセイ 操(みさお)の語源考 訂正します。 2010/7/25 藤田 昇

以前、ほつまつたゑの35綾(章)に、垂仁天皇のお妃になった「さほ姫」は、実の兄の「さほ彦」に、天下を取ろうと、そそのかされて言いなりにならざるを得なく、兄に垂仁天皇を殺せと小刀を持たされたが殺しきれなかったいきさつがあります。天皇の隙を窺って、小刀を隠し持っていたが、天皇に全てを話し、自分は焼け死んでしまう話があります。
この、「さほ姫」の思いに「みさほ(操)」をたてた事の語源として、語り継がれたのではないかと思いました。

しかし、これより前の、ほつまつたゑの31綾に、「みさほ」という言葉が使われていたことに気がつきましたので上記内容を撤回いたします。

ほつまつたゑの31綾に、神武天皇が「くめ」の館で一目ぼれした「いすきより姫」(後に「ゆり姫」と名を変える)を、「おしもめ」という后にしようとしたら、恐妻家の中宮より咎められてしまいます。そのため、「くめ」の館でお忍びで密会していた経緯があり、前妻の息子である「たぎしみこ」が父親のこの愛人「ゆり姫」に恋焦がれて、この姫が欲しいと訴えます。

この間の事情を察した「ゆり姫」が操のつづ歌を作ったとあったからです。

歌の内容は

あめつつちとります(31-15)
きみとなどさけるどめ

天つ地 鳥り増す君と(求愛行動・つがう) 何ど(何故)裂ける止め
私と天皇とは太陽と月の関係で、もう離れることは出来ません。なぜ、私たちの間の関係を壊そうとするのですか。

君(きみ:天皇)に対しての操を貫いた歌になっています。
ほつまつたゑ39綾69にもこのつづ歌の解説が出ていますが、小生には、ちょっと難解で理解は今一です。

以上
by hon-hotsuma | 2010-07-25 15:08

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